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広告界イベント&新商品情報

6月の広告界イベント&新商品情報まとめ

電通が日本と中国のグループ横断組織「Dentsu CXC」を発足


電通はグループ各社と連携し、企業が抱える日本・中国ハイブリッド市場のマーケティング課題にクロスボーダーで対応していくため、6月1日付でグループ横断組織「Dentsu China Xover Center(略称『Dentsu CXC』)」を発足させた。同組織は、電通と国内および中国におけるグループ各社の、中国事業を専門とするスタッフで構成されている。日本と中国を相互に影響し合うハイブリッドな市場として捉えるべきとの判断から、クロスボーダー体制を敷くことにしたという。

今後、日本市場では国内販売市場・インバウンド市場、中国市場では越境EC市場・国内販売市場の4つの市場を対象に企業の事業サポートを推進し、日中で一貫したブランディングを行なっていく。サービスライン開発の第1弾として、中国市場に対応するため、電通デジタルが中国においてオンライン販売とブランドコンサルティングを手がけるUSHOPALと戦略的業務提携を行なった。

今後、中国市場への参入を検討するブランドや、ブランドの構築と複数のオンライン販売チャネルの管理に悩む企業に対し、ブランドの構築からオンライン販売までをワンストップで支援する体制を整え、きめ細やかなサービスを提供していくという。

アイデア出しを支援するクラウドサービス「AIブレストパーク」を開発


博報堂とTISは、AI技術を用いて企業の企画づくりやアイデア出しを支援するクラウドサービス「AIブレストスパーク」を共同で開発した。

「AIブレストスパーク」は、発想プロセスにAI技術を活用してイノベートさせるクラウドサービスだ。博報堂オリジナルの発想支援メソッドを搭載し、広告会社ならではの発想法や打ち合せのノウハウを再現するため、AI技術を活用し、アイデアやコンセプトのきっかけとなるワードやフレーズを生成。5つの機能で人間の発想力や創造力を支援する。

一般的に企画立案の最初のプロセスは「切り口探し」だと言われている。人力だけでは、全方位に考えたつもりでも興味や限界に縛られ、部分的に終わりがちになってしまうが、本サービスは全方位360°フラットで、人力では不可能な量のアイデアをアウトプットすることができるという。そのため、発想を何倍にも拡散させ、「楽しい混沌」を生み、ブレスト会議を飛躍的に活性化させることが可能になるそうだ。

博報堂は、発想支援メソッドのノウハウを提供し、システム設計および販売・運営に関してはTISが担当する。「AIブレストスパーク」は、2019年7月1日に有料版の発売を予定している …

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