宣伝会議は4月23日、24日の2日間にわたり、東京国際フォーラムで「AdverTimes Days 2019 Spring」を開催。宣伝会議が発行する4媒体『宣伝会議』『販促会議』『ブレーン』『広報会議』が関わる、マーケティング、宣伝、販促、経営企画、クリエイティブ、広報などの分野の実務家が集まり、72のセミナーと59のブース展示を実施した。
今年の「アドタイ・デイズ」のテーマは「HOPE」。目の前の課題より少し視線を上げて未来を見つめ、そこに新しい希望を見つけることができないか、議論を行った。本号では、マーケティング・広告界で活躍する登壇者らによるセミナーの様子をレポートする。
マーケティングには正解がない だからこそ挑戦できる
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する、月刊『宣伝会議』連載企画「R30のホープたち」が、誌面を飛び出して「アドタイ・デイズ」に登場。今までに連載に登場した若手マーケター3名が、マーケティングの仕事や商品にかける思い、マーケターとしてのキャリアについて語り合った。
──なぜマーケティングの仕事を志したのですか?
尹:新卒で飲料メーカーに入社し、海外営業を担当していましたが、より上流の企画から担当したいという思いからマーケティング職を志し、2017年4月に日本ケンタッキー・フライド・チキンに入社しました。現在はマス・デジタル広告のメディアバイイングやキャンペーンの効果分析、ブランディングなどを担当しています …