広告マーケティングの専門メディア

研究室訪問

クリエイティブなものを生み出す「プロデューサーシップ」と「職域侵犯」

青山学院大学経営学部 山下勝 教授 

「自律する組織人―組織コミットメントとキャリア論からの展望」
鈴木 竜太 著

一人ひとりの組織人は、どういう姿勢や感覚を持ちながら、企業の中で働いているのか。「組織コミットメント」という考えから、企業と組織人の関係性を読み解く。組織人としてのあり方を理解するために活用できる一冊。

リーダーシップ研究から見えた企業が抱える体質的課題

組織づくりや組織マネジメントに欠かせない能力の一つ、リーダーシップ。青山学院大学経営学部の山下勝教授はリーダーシップの研究を行う恩師に影響を受け、自身の研究テーマとして、映画業界のプロデューサーに注目。彼らが持つリーダーシップの研究を進め、「プロデューサーシップ」という概念を提唱している。

「プロデューサーの人たちに話を聞くと、彼らの組織の動かし方は、従来提唱されていたリーダーシップの枠には当てはまらなかった。映画製作という、高いクリエイティビティを要求される現場でチームを率いる彼らのリーダーシップは、従来のそれよりも革新的です。そこで、彼らが発揮しているリーダーシップを説明するために、新たな能力として『プロデューサーシップ』という概念をつくりました」と山下氏。プロデューサーという立場は現在、さまざまな業界で通用するため、企業などの組織でもこうした「プロデューサーシップ」が活用できるのではと考えている。…

あと62%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

研究室訪問 の記事一覧

クリエイティブなものを生み出す「プロデューサーシップ」と「職域侵犯」(この記事です)
魅力的な街をデザインする「プレイスブランディング」の発想
企業のブランド価値を高める―消費者の共感の構造を分析
マーケター経験を生かした研究で実務現場の「死角」に挑む
小売りのバイイング・パワーに消費財メーカーはいかに対応すべきか?
人とブランドとの関係を解明したい

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する