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広告・マスコミ界「夫の育休とれますか?」

育休も選択肢の一つ、取得することで発見した新たな気づき

熊木勝英(電通)

時間の不規則な勤務環境の広告・マスコミ界は、他の業界に比べて男性は育休を取りづらい状況にありそうです。そんな中でも、育休を取った経験者もいました。経験者に聞く、育休取得の実際とは。

育児休暇中に息子と遊んでいるときの一枚。

女性上司の後押しで決意

第一子が誕生した際に、2015年10月~12月の3カ月間の期間、休みを取りました。ただ、育休という制度で休んだのは実質1カ月ほどで、残りは有給休暇を消化して休みました。

偶然にも休み中に、会社の決算期が3月から12月に変わったタイミングだったので、結果的に期末最後の3カ月(半期)を休んだかたちです。後から考えると、本当にタイミングが良かったのだと思います。

育休を取ったきっかけは、妻をサポートしたいという想いからでした。子どもが生まれたのが2015年の7月末だったのですが、生まれて一週間は退社後に入院先の病院に通い、その次の週は夏休みだったので1週間傍にいました。その後は普段通り仕事をしていたのですが、1カ月ほど経つと育児を任せっきりにしていたこともあって妻が精神的に参ってしまって…。

そんな時に上司の方々と食事をする機会があったのですが、突如話の中で「君は育休とらないの?」と、言われまして。さらに …

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