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「あえて自分を出さない演技に徹する」小島藤子が語る役者観

小島藤子

最近は主に女優として活躍している小島藤子さん。お芝居をしながらも「あまり印象がないと言われる」と話す、一風変わった彼女の役者観とは。お芝居に対する思いや演じる役について語った。

小島藤子(こじま・ふじこ)
1993年東京都出身。2007年『おはスタ』のおはガールに抜擢され、2008年女優デビュー。独特の空気感で数々の映画、ドラマ、MVに出演。近年の出演作に『大河ドラマ花燃ゆ』(NHK)『死の臓器』(WOWOW)『永久就職試験』(NTV)。また今後の出演作として『HiGH&LOW』(NTV)、長野Webドラマ『あの頃のわたしへ(仮)』が控える。トヨタ自動車 トリプルアシスト『もしも私が朝篇/夜篇』、山崎製パン『中華まん』OA中。

ヘアメイク 田中宏昌(アルール)、スタイリスト 百瀬豪 
ワンピース/TAMAKI FUJIE 49000円(税抜)H3O Fashion Bureau

足立:トヨタのトリプルアシストのCMに出演されていますね。反響も大きいんじゃないですか。

小島:「え?あれって藤子なの?」と言われることも多くて、普段の私とは少しイメージが違うみたいです(笑)。でもCM自体、たくさんの方に見てもらえていて、すごく嬉しいです。撮影現場も和気あいあいとしていて、楽しかったです。

足立:芸能活動を始めて、どのくらい経ちますか。

小島:12歳で芸能界に入ったので、ちょうど10年になります。地元のTSUTAYAでスカウトされたのがきっかけですが、その頃は、まさかトヨタのCMに出られるようになるなんて、思ってもいませんでした。なので、いまはなんだか不思議な気がします。どちらかと言うと地味なほうですし、あまり人に声をかけられたりするタイプではなかったので。

足立:そうなんですか。

小島:普段は家にいることが大好きで、漫画やアニメ、映画などを見ています。オタクですね(笑)。それと、いま22歳なのですが、どうすれば大人になれるのかがよくわからないんです。まだ恋愛にもあまり興味がないですし、それよりは趣味だったり、遊んでいたりする方が面白くって。足立さんはいつ頃からそういったことに興味を持たれるようになりましたか。

足立:うーん、どうですかね(笑)。でも、恋愛はするものじゃなく、落ちるものですよね。

小島:あぁ、なるほど!キャッチコピーみたいですね(笑)。

足立:現在の活動のメインは、お芝居ですか。

小島:ここ数年は、お芝居が中心です。デビュー当時は『おはスタ』でおはガールをしていたのですが、そこから徐々にお芝居をやることが多くなり …

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