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自治体PRの今

佐賀県が宝島社の女性誌とコラボした理由

佐賀県

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7月24日に有明佐賀空港で実施した、「FACTORY SAGA」事業発表会のひとコマ。古川康知事と危機管理・広報課の職員。

    佐賀県

  • 人口:83万9910人(2013年7月1日現在)
  • 面積:2439.65k㎡
  • イベント:有田陶器市、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ、唐津くんち
  • 名所・名物:虹の松原、嬉野温泉、吉野ヶ里遺跡、佐賀牛、日本酒、呼子のイカ、有田焼、伊万里焼 写真提供:佐賀県
  • 写真提供:佐賀県

アンテナショップ、PRキャラクター、WEBコンテンツ...。自治体のPRにはさまざまな方法がある。そうしたなか、佐賀県がPRの手法として選んだのは“企業コラボ”だ。県産品や技術など県が持つコンテンツを、東京の企業やブランド、メディアとコラボレーションさせて、新しい商品・サービスを開発したり、イベントを企画したりする。そうすることで、佐賀県の存在感を高め、イメージ向上をめざしたい考えだ。「伝統工芸品としては有田焼・伊万里焼、名産品としてはみかんやいちご、日本酒、佐賀海苔、佐賀牛、イカ、また多数の来場者数を誇る歴史あるイベントなど、魅力的なコンテンツは豊富にある。しかし、それが佐賀県のものであると知られていないのが、大きな課題。佐賀のコンテンツと、佐賀県自体のイメージが結び付いていない状態だ。県そのもののイメージや印象が上がれば、県産品や観光などのプロモーションがより効果的に行えるようになるはず」と危機管理・広報課の金子暖氏は話す。

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