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自治体PRの今

「推奨率」の高い事業を重点項目に設定!デザインで首都圏訴求

横浜市

オシャレなツール 市内在住のクリエイター制作

3月から東急東横線・みなとみらい線と副都心線が相互直通運転を開始したことにより、新宿三丁目から最短41分で元町・中華街駅まで到着できるようになった。それにより、これまで以上に横浜市へ訪れる人が見込まれている。

横浜には多く観光スポットや一年を通じて行われる集客イベント、開港以来の外国文化の窓口であったことによる数々の「発祥の地」など、実に多くの魅力が溢れている。「数多くある魅力の中から、重点的にプロモーションを行うものは、いくつかの選定基準に基づき選定しています」と横浜市文化観光局 横浜魅力づくり室の貝田泰史氏は話す。その選定基準の中でも重視しているものが「『横浜といえばこれ』となり得るもの」「認知率・来訪率は低いが、推奨率の高い、プロモーション効果の大きい施設」などである。

「推奨率は、誰かにおすすめしたいと感じてもらえているかの指標であり、一度いらした方の満足度が図れます。独自に行った調査結果をもとに重点事業を決定。横浜に来訪される方の多くは東京を中心とした関東近郊の方なので、首都圏の方の反響を得られるような施策を行っています」。

首都圏の人の反響を得るための施策のひとつが、ツールのデザイン。

内製するのではなく、横浜市在住のクリエイターに制作を依頼し、オシャレで注目を集めるツールに仕上げている。「首都圏の方は、洗練されたデザインのツールを多く目の当たりにしています。そのため、いくらイベントや施設の内容が良くてもその詳細が書かれたパンフレットなどを手にとってもらえなければ『行きたい』という気持ちになってもらえないですから」。

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