5月の連休前後を境に、高知県庁が 観光スポットとして賑わいを見せている。観光客らのお目当ては、県庁内に展示された映画『県庁おもてなし課』 のロケセットや小道具の数々。5月11日の映画公開後も原作のファン、出演者である錦戸亮さんや堀北真希さんらのファンが県内外から詰めかけている。「ロケセットへの来訪者数はゴールデンウィーク期間中だけで6000人を超えた」と話すのは、県の観光振興部でプロモーションを担当する森亮さんだ。
『県庁おもてなし課』は、県出身の作家・有川浩さんが2009年に高知新聞などで連載していた小説が原作。「おもてなし課」は実在しており、07年度に高知県の観光振興部内に新設されて以降、観光客らを"おもてなし"するための活動を進めてきた。
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