インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は太陽ホールディングスの社内報制作の裏側に迫ります。
太陽ホールディングス『#TAIYO』

太陽ホールディングスはソルダーレジスト(電子基板などに使用される緑色の絶縁材)で世界シェアトップの化学メーカー。2020年以降ブランディング戦略強化の一環として、社内報のリニューアルを行った。
「近年グループ内企業数や人員が増え、おのおのの“仕事”や“顔”が見えづらくなっています。各部署でどんな人がどんな風に働いているか可視化することを目的に発行しています」と執行役員 最高ブランディング責任者 社長室長の吉野由季子氏は語る。各社員の活躍に光をあてるコーナーを設けており、社内ニュースを伝える「WHAT’S UP? NEWS」欄では、社員がメディア取材を受けたことも紹介している。

専門紙での社員記事も紹介(2022年秋号)
社内ニュースを伝える「WHAT’S UP? NEWS」欄では社内施設オープンなどとあわせ、専門紙やウェブメディアから社員への取材があったことも紹介する。
2022年夏号では、グループ会社新卒社員58人全員の全身写真に「#フレキシブル」「#マイペース」など彼らが自身を表現したハッシュタグ入りメッセージを添え紹介するポスターを付録につけた。「新卒社員全員が揃う唯一の機会である入社式の日が撮影日です。各人とポージングを相談し、1人3分程度の時間内での撮影でしたが、本人らしさが出るように心掛けました」と撮影役をこなす社長室秘書課の白坂彩乃氏は語る。

グループ全新卒社員がポスターで登場(2022年夏号)
同号では、その年のグループ会社新卒社員58人全員の写真を表裏に載せて紹介するブランケット判ポスターを付録につけた。
23年春号特集は「地域貢献と社会貢献」。冒頭では・・・