日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

オウンドメディアの現場から

採用過程で求職者へ記事を共有 内定承諾率を高める

Brave group「ぶれすと」

自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。



DATA
URL https://media.bravegroup.co.jp/
開設 2023年3月20日
所轄部署 グループ人事本部 採用広報チーム(3名)
コンセプト 「熱い想いを持ったメンバーの生き様や、メンバーが創り出す事業を伝える」
制作体制 当該チームのメンバー3人を中心に、企画出しやインタビュー、執筆を全て内製で行う。また、デザインや撮影に関しては、当社グループのグローバルビジネス本部クリエイティブデザイン部や広報室の協力のもと制作。
更新頻度 週1回
総記事数 約25本(2023.5.1現在)
CMS WordPress
効果測定 グーグルアナリティクスを活用し定量的なデータを集計。定性的には求職者に面接後のアンケート調査を行い、どのような記事が採用選考の意向を向上させているのか、データを蓄積している。

VTuberなどエンタメ領域を中心に多面的なメタバース事業を展開するBrave group。事業拡大に伴う採用の強化のため、2023年3月にオウンドメディア「ぶれすと」を開設した。

設立背景について、採用広報チームの川崎歩実氏は「『御社の事業がすごく好き』と応募される方は多いのですが、当社のカルチャーなどを深く理解してきてくださる方は少なく、入社後にギャップが生まれてしまうのが課題」と語る。

これまで求職者向けの情報発信はコーポレートサイトの採用ページのみで行ってきたこともあり、求職者の企業カルチャーへの理解不足によりマッチング率も低迷していた。そこで、事業内容や各部門の仕事内容、カルチャーなどの透明性を図るべく、求職者の目線に立ったオウンドメディアを開設。採用の質の向上を目指した。

採用過程で共有し、理解を促進

ただ、メディアをつくっても求職者に読んでもらえなければ意味がない。そこでローンチ直後から、メディアの...

あと59%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

オウンドメディアの現場から の記事一覧

採用過程で求職者へ記事を共有 内定承諾率を高める(この記事です)
ストーリーや価値観を伝え「ライフスタイル雑誌」を目指す
顧客ファーストな運用で「困ったら伊予銀行」のイメージ醸成
「5年先の未来の定番」生み出す 百貨店の枠を超えた発明の拠点に
商品ではなく重視する価値観を発信 共感集めブランド構築目指す
ビギナーエンジニアに技術を解説 見込み顧客の育成機能も
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する