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オウンドメディアの現場から

顧客ファーストな運用で「困ったら伊予銀行」のイメージ醸成

伊予銀行「iyomemo」

自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。



DATA
URL https://www.iyobank.co.jp/sp/iyomemo/
開設 2016年7月
担当者数 3人
コンセプト 「みつかる、つながる。伊予銀行のWebメディア」
制作体制 ビジネスマーケティング部の3人で「iyomemo」を運用。基本的には社内で企画立案し、記事制作会社が原稿作成する。キーワードなども社内で設定するが、SEOの観点から記事制作会社の意見を参考にすることも。
更新頻度 週2本
総記事数 約400本
PV数 約35万PV/月
CMS NOREN
効果測定 同メディアの目的は伊予銀行とのタッチポイントの創出であるため、主にPV数を指標としている。

愛媛県を中心に展開する伊予銀行は、2016年に「iyomemo」を立ち上げた。「みつかる、つながる。伊予銀行のWebメディア」をキャッチフレーズに、銀行の枠にとらわれず、金融ジャンル以外の情報も柔軟に発信しているのが特徴だ。

主なターゲットは、銀行口座を開設する10代後半から40代までの若年層や資産形成層。接点拡大と、読者の金融リテラシーの向上を目的とし、お金にまつわる基本知識やライフイベントの悩みに寄り添った情報を提供する。また、愛媛県の観光情報を発信することで、地域の活性化・地盤固めを目指す。

「困ったときは伊予銀行」

同メディアは、地銀がオウンドメディアで情報発信をすることはまだ珍しかった2016年に開設。当初は契約につなげるための記事を作成するなどコンテンツマーケティングに重きを置いていたが、現在はターゲットのニーズに合った情報を提供している。例えば、新社会人向けに、お金の...

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