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社内報のつくり方

先輩との出会いで訪れた転機を特集、ノバレーゼの社内報

ノバレーゼ

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はノバレーゼの社内報制作の裏側に迫ります。

ノバレーゼ『ノバビタ』


結婚式場運営のノバレーゼの社内報が『ノバビタ』。スタッフに元気を注入し、モチベーションをアップすることと、国内外離れた拠点に勤務しつつも、帰属意識を高め同志の存在を感じてもらうことが刊行の目的。主なターゲットは入社2~3年目の若手。

「仕事に慣れてきて自信が付く反面、悩みも出てくる頃、そんな迷える世代に『この会社でずっとがんばりたい』と感じてほしいと思い、制作しています」と近藤氏。毎号約100名の社員に聞く読者アンケート回収率は常に平均約35%を維持している。

「私のターニングポイント」の特集では、先輩社員との出会いにより転機が訪れた後輩のエピソードを掘り下げる。2022年2月号ではパティシエとして長く勤め、料理長になりたいとは思ったことのなかった女性スタッフが、同じくパティシエ出身で料理長になった先輩との出会いで変わっていくプロセスを描く。2人が語る過去をそれぞれ吹き出しにまとめ、時の経過と共に後輩女性の変貌が伝わるよう表す。

特集を担当した同社広報室の庄司名奈恵氏は登場社員の「転機」を象徴するエピソードを探るため、「店舗責任者や研修部に相談後、10数名の候補者にあらかじめ、仕事の上でターニングポイントがあったかどうかを聞く電話取材をしました。そのおかげで、最終的に登場してもらった4人(2号分)の決定と取材はスムーズでした」と語る。

3人の社員の社歴をそれぞれの年表と共に描くのが2021年2~4月号の「教えてあなたのノバライフ」。前職のスタイリストから転職してドレスコーディネーターとして入社し現在旗艦店を牽引する社員や、プランナーとして入社しスペシャリストとしてその職を極め、「夢は洗い場のおばちゃんになるまでノバレーゼにいること」と話す...

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