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社内報のつくり方

読者よし、登場者よし、制作者よしを目指す、相鉄グループの社内報

相鉄グループ

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は相鉄グループの社内報制作の裏側に迫ります。

相鉄グループ『group sotetsu』


鉄道・スーパーからホテル、不動産など幅広い事業を営む相鉄グループのグループ報が『group sotetsu』。「多くのグループ社員が登場する誌面づくりを目指しています。2022年8・9月号では表紙に12名の社員が登場しました」とグループ報を制作する相鉄ビジネスサービス総務広報担当の中根説男氏は語る。

連載「フロントライン」は、グループ各社の職場を訪問し写真と共に紹介するコーナー。同号では相鉄線の駅売店全9店舗の運営、自動販売機の管理などを行う相鉄ステーションリテールのステーション事業担当6名の社員が笑顔で登場した。駅売店は「駅ナカ3品」といわれてきた「新聞・タバコ・雑誌」が売れなくなり、多様化が進む顧客ニーズを探る中、「ガチャの駅」や「時遊商店」をオープンしたと伝える。

前者は様々な種類のカプセルトイを扱う自販機を100台以上置く店で、後者は有名店のラーメンなどの冷凍食品や昆虫食などユニークな商品の自販機を集めた店だ。「スマホの日常化とコロナ禍により、駅売店のかじ取りが難しくなっており、皆でアイデアを出しながら対応しています」と同事業の担当者は誌面でインタビューに答えている。「このコーナーは多くのグループ社員に目をとめて読んでもらえるよう、文章は短く、かつQ&Aスタイルにしてとっつきやすいようにしています」と中根氏。

同号の特集「未来につなぐ」では相模鉄道に勤務する親子が制服姿で登場。娘は、電車の運転士をしていた父を格好いいと思って志望したと話す。「この特集は、読者アンケート回答数が通常の2倍以上になりました。コロナ禍で社員同士もつながりをもちにくい中、企画したのが反響につながったようです」と制作した総務広報担当の諸星絵美氏は話す。

2022年7月号の「フォトレポ」コーナーでは神奈川県警察などと合同で実施した粗暴犯対応訓練の模様を伝えた。車内で...

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