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賛否分かれた五輪、スポンサーの葛藤とこれからのコミュニケーション

エアウィーヴ「段ボールベッド」SNSでの説明がさらなる注目を呼ぶ

エアウィーヴ

選手村に導入された寝具一式。フレーム部分は段ボールでできており、大会後は紙製品に再生利用される。その耐久性に世界から注目が集まった。

    契約カテゴリー:寝具

    回答者:PR室 潮見 萌

Q1 コロナ禍で注力した/反響のあった活動について

賛否両論の中で、弊社としても対応に悩みました。弊社では、CMなどの宣伝色が強いものは極力おさえ、アスリートサポートに注力し、その活動を一つひとつ丁寧に伝えていく方針を取りました。

活動の中心は、選手村への寝具導入(オリンピック時1万8000床、パラリンピック時8000床)ですが、私たちが目指したのは寝具を選手の体形にあわせてカスタマイズすることで、そのために選手村内に専用のブースを設け一人ひとり体形測定を行いました。

思わぬ注目が集まったのは段ボールベッドです。これまでのアスリートサポートの経験と実績をすべて注ぎ込んでつくられたこのベッドが一体どういうものなのか、SNSを通してできるだけ分かりやすく丁寧に伝えることに注力しました。

そうした地道な広報活動が国内外のメディアの目にとまり、「CNN」をはじめとした海外メディアからも問い合わせをいただき、海外への周知にもつながりました。

新型コロナウイルスの影響で出場選手の行動が制限されたことで、逆に選手自身が選手村の様子を...

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