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SDGs実践ノート

1万8000人がSDGs行動宣言 日々の仕事を達成につなげる

ヤクルト本社

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

2018年末、政府が主催する「第2回ジャパンSDGsアワード」で、SDGsパートナーシップ賞(特別賞)を受賞したヤクルト本社。評価を受けたのは、従来から事業の一環として続けてきた取り組みが中心だった。健康に貢献する乳酸菌飲料「ヤクルト」の生産・販売や、女性の社会進出を後押しするヤクルトレディなどである。

CSR推進室 室長の山田勝土氏によると、これらの取り組みに対して非財務の観点からも整理し始めたのが、創業80周年を迎えた2015年のこと。事業の継続的な発展のために"持続可能性"を高めていく方針を打ち出し、役員による「CSR推進委員会」を発足、それに紐づく形で広報室には「CSR推進室」を置いた。この体制のもとISO26000に即して「CSR行動計画」を策定した。

2018年には、この行動計画とSDGsを紐づけた。その結果、特にヤクルトの事業と関係が深い5つのゴールが挙がった。それらを中心に、事業を通じたSDGs達成への貢献を目指してきたのだ …

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