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SDGs実践ノート

自社の「存在意義」をベースに SDGs達成の支援を考える

ネスレ日本

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

スイスに本社を構えるネスレは、創業150周年を迎えた2016年、グローバルでパーパス(存在意義)を明文化。「生活の質を高め、さらに健康な未来づくりに貢献します」とした。創業当時から150年間、このパーパスに沿って事業活動を行ってきており、事業活動の羅針盤となっている。

パーパスの実現に向けての長期目標(2030年まで)は、「5000万人の子どもたちの健康を支援」「3000万人の生活向上支援」「環境への影響ゼロ」の3項目。ネスレ日本の嘉納未來氏(執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長)は、「この目標がSDGs達成の支援につながっている。パーパスに動機付けられ、自社の強みを活かして貢献できる」と話す。

そもそもネスレは社会課題の解決のために創業した企業。最初の商品である乳児用乳製品は、栄養不足による乳幼児死亡率の高さを改善する目的で開発したものだ。この創業の精神は代々受け継がれ、2007年版の報告書からは「共通価値の創造(CSV)」という概念が記載されている …

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