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SDGs実践ノート

SDGsを共通言語に グローバルに事業拡大する住友林業

住友林業

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

「SDGsは世界の共通言語。経営理念や自社の取り組みを外部のステークホルダーに説明するときに活用できます」と話すのは、住友林業 CSR推進室長の飯塚優子氏だ。

住友家が開坑した別子銅山で使用する木材の調達を担ったのが住友林業の始まり。銅山では森林伐採と煙害により周辺の森林が荒廃したが「大造林計画」を実施し豊かな緑を取り戻した。同社はCSRやSDGsという概念が生まれる前から持続可能な社会の形成に向けた取り組みを進めている。

現在はCSR推進室を中心に「CSR経営」を進めている。2015年3月には、社内外の約3000人へのアンケート結果に経営層の視点を織り込んで分析し、5つの項目を「CSRの重要課題」として特定した。さらに、これらの課題の解決に向けて「住友林業グループCSR中期計画」も策定した(2020年度目標) …

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