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SDGsへの貢献を目指して 外国人をトップに部門を新設

公開日:2019年3月14日

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

2018年7月に社長直轄の組織としてESG部門を新設した花王。経営サポート部門にあったサステナビリティ推進部が発展した形で、部門のトップには欧米マススキンケア・ヘアケア事業のトップを務めていたデイブ・マンツ氏が就任した。同社が日本国内の部門トップに外国人を起用するのは初めてのことだ。これまでも国内では、特に環境分野に力を入れてきたが、今後はグローバルで存在感のある企業を目指し、世界的に注目されているESGの取り組みに力を入れていく。

ESG部門 ESGコミュニケーション担当部長の大谷純子氏によると、同部門新設のきっかけとなったのは澤田道隆社長のIR活動。「社長は2~3年前から投資家との対話の中でESGへの対応について聞かれる機会が増えるようになり、いち早く経営に取り入れて戦略的に進める必要がある、と考えていました」。

企業理念「花王ウェイ」の中で、「豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献」を使命として掲げる花王。1887年の創業当時から"社会の公器"として、いかに快適な暮らしをつくるか、を考えてきた。2009年には"環境宣言"を発表。原材料調達から廃棄までの、製品のライフサイクル全体を通じて、様々なステークホルダーとエコ活動「いっしょにeco」を推進していくことを表明した …

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