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東洋大学公式サイトのリニューアルの裏側をレポート

榊原康貴(東洋大学 総務部広報課 課長)

800近くある国公私立大学が受験生や資金を求めて競争する教育現場。スポーツ選手を多く輩出する東洋大学で広報を務める榊原康貴氏が、現場の課題や危機管理などの広報のポイントを解説します。

2016年11月23日にリニューアルした公式サイト。対象者メニューの設置と検索窓の大型化がポイントだ。

1990年代の終わりごろから、大学でも公式サイトが公開されはじめました。かつては学部学科の概要と入試情報がメインでしたが、近年は大学の概要もアドミッション、カリキュラム、ディプロマ(卒業証明書)の3ポリシーを中心とした公表内容に整理され、教員プロフィールやシラバス(授業計画)の公開もされています。あわせて法人の財務状況なども過年度含め公開され、幅広い大学の情報が掲載されています。こうした情報を公開するのは、やはり生き残りをかけて選ばれる大学になることを目指すためにほかなりません。

しかし、公開項目が多くなるにつれ、欲しい情報までたどり着くことに苦労することも……。そのため大学は定期的に公式サイトをリニューアルするのですが、ここで多くの大学関係者は頭を悩ませるのではないでしょうか。今回は2016年11月に実施した東洋大学の公式サイトのリニューアルについて書きたいと思います。

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