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EC責任者のリアル 今、注力すべき領域と課題

アイリスプラザ、アサヒグループ食品らの今年のEC戦略は?(1)

EC責任者のリアル今、注力すべき領域と課題

企業・ブランドの販売チャネルとして、今や当たり前の存在になっている自社EC。コロナ禍を経て運用に踏み切る企業はますます増加し、D2Cブランドの登場により、これまで実店舗や小売・流通での展開が主流だった商品販売形態にも変化が生まれました。しかし、在庫や物流の管理、広告展開、CRMやカスタマーサポートなど、課題は多岐にわたっています。本特集では、そのような課題を乗り越え、成果を出しているEC責任者47人にアンケート。今よりも売上を伸長させるために注力している領域や、解決すべきだと考えている課題を聞きます。

01 アイリスプラザ

営業本部自社営業部 マネージャー
川浪 祐嗣(かわなみ・ゆうじ)

2010年にアイリスオーヤマへ入社。2019年、調理家電事業部副事業部長。2021年にアイリスプラザ営業部大型家電チームマネージャーを経て、アイリスオーヤマ大型家電テレビ事業部事業部長。2022年から、アイリスプラザ自社営業部マネージャー。

所属人数

回答不可

ECの運用年月数

20年以上

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

アイリスオーヤマ公式通販サイトとして「商品購買活動を通じたお客様満足度の向上」、そこから「継続的に利用してもらえるサイトづくり」、そして「お客さまの声を活かした新商品開発への展開」を進めていく。

今後注力したい施策・領域

●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●サイトのUI・UX改善
●CRM、カスタマーサポート

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上
●人工知能(AI)
●データプライバシー

02 アサヒグループ食品(アサヒカルピスウェルネスショップ)

ダイレクトマーケティング部 課長補佐
新 涼太(あたらし・りょうた)

2019年からアサヒカルピスウェルネスで通販事業に携わる。2021年にアサヒグループ食品に統合し、現職のダイレクトマーケティング部に至る。

所属人数

40人

ECの運用年月数

14年10カ月

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

アサヒカルピスウェルネスショップは、お客さまのココロとカラダの健やかさに寄り添い、笑顔溢れる毎日を応援できる存在になれるように、ページ改訂やコンテンツ配信を行っていく。

運用の課題

●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●取り組みの成果を評価する指標がない、あるいは不明確
●サイトのUI・UXが更新できていない

今後注力したい施策・領域

●商品の売上を宣伝施策で高めること
●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●顧客データの収集・管理・活用

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上
●パーソナライゼーション
●人工知能(AI)

03 アサヒグループ食品(アマノフーズ公式オンラインショップ)

コンシューマ事業本部
ダイレクトマーケティング部 課長補佐
中村 勇也(なかむら・ゆうや)

2019年よりアマノフーズECを担当。

所属人数

5人

ECの運用年月数]

16年2カ月

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

アマノフーズ通販らしさによって「おいしさ+α」の価値で継続的に選ばれ続ける存在となり、アマノフーズブランド全体を引き上げる役割へ。

運用の課題

●取り組みの成果を評価する指標がない、あるいは不明確
●サイトのUI・UXが更新できていない
●多様な決済方法に対応できていない

今後注力したい施策・領域

●商品の売上を宣伝施策で高めること
●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●Web広告の効率的なプランニング・バイイング...

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アイリスプラザ、アサヒグループ食品らの今年のEC戦略は?(1)(この記事です)
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