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EC責任者のリアル 今、注力すべき領域と課題

花王、カンロ、貝印らの今年のEC戦略は?(2)

09 エノテカ

通販事業部 副部長
渡辺 彩子(わたなべ・あやこ)

2006年に通販事業部所属。2018年にリテール戦略部 システム企画課。2023年より通販事業部 副部長。

所属人数

58人

ECの運用年月数

23年2カ月

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

昨年度まではオムニチャネルでの顧客体験向上、ショップまで含めたデジタルサービスの充実を強化してきたが、今年は改めてサイトの買いやすさ、使いやすさの追求に原点回帰している。

運用の課題

●実施したいことを実現するための人手が足りない
●サイトのUI・UXが更新できていない

今後注力したい施策・領域

●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●サイトのUI・UX改善
●顧客データの収集・管理・活用

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上
● パーソナライゼーション
●在庫・物流管理

AIを使用している領域

情報のパーソナライズ化

AIを使用するにあたっての方針

設けていない

10 エバラ食品工業

経営企画部 EC事業課 課長
三好 雄大朗(みよし・ゆうたろう)

2008年に家庭用営業本部配属。2013年、エバラCJフレッシュフーズに出向後、2015年チルド営業本部。2018年に、経営企画本部 経営企画部 経営企画課を経て、2022年経営統括本部 事業開発室に配属。2023年から、経営企画本部 経営企画部 EC事業課 課長。

所属人数

3人

ECモールの運用年月数

11年7カ月(楽天市場)/4年11カ月(Yahoo!ショッピング)

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

既存ECチャネルの拡大とEC専用商品の開発。

運用の課題

●実施したいことを実現するための人手が足りない
●外部パートナーとの連携体制に不安・不満がある
●その他(商品開発体制)

今後注力したい施策・領域

●商品開発部門(事業部門)との連携
●部門内の人材育成

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上
● OMO(Online Merges Offline)
●在庫・物流管理

生成AIをECサイトに導入するにあたって感じる課題

既存事業を含め、生成AIへの向き合い方を模索しているため、慎重に対応する必要がある。

11 Endian

Supply Chain&EC事業部
Supply Chain&EC事業責任者
井上 英明(いのうえ・ひであき)

2022年、Scpply Chain&EC事業責任者に就任。

所属人数

2人

ECの運用年月数

6カ月

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

当社のEC事業は、現状ベンチャーフェーズであり、インフルエンサー施策及びEC内広告に広告コストを大きく投資し、お客さまでのECの購入体験、製品飲用経験の増加に力を入れている。目標として昨年対比2.5倍の売上を掲げている。

運用の課題

●実施したいことを実現するための人手が足りない

今後注力したい施策・領域

●新規見込み客の発掘(リードジェネレーション)
●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●物流に関する諸課題の解決

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上
●パーソナライゼーション
●在庫・物流管理

12 貝印

EC営業部 部長
武久 靖史(たけひさ・やすふみ)

2001年に中途採用で貝印に入社。2011年、国内営業本部戦略企画部に配属。2016年に広域営業部 部長/需要計画部 部長に就任。2019年マーケティング部 部長を経て、2021年EC営業部 部長。

所属人数

10人

ECの運用年月数

19年

管轄業務

2023年度のうごき

自社EC運用における2023年度の方針

●差別化商材の販売強化(高額包丁、名入商品)
●ユーザー分析の深堀り(ツール導入)
●越境ECの情報収集(来年度以降検討)

運用の課題

●実施したいことを実現するための人手が足りない
●部内・部員の知識・スキルが不足している
●外部パートナーとの連携体制に不安・不満がある

今後注力したい施策・領域

●継続的な購買の促進(リテンション、リピーター獲得施策)
●商品開発部門(事業部門)との連携
●海外市場向けのマーケティング施策

関心のある手法や話題

●顧客体験(CX)の向上...

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