日本の「人気」はどう変わった? 知っておきたいアフターコロナの訪日客
浅草や京都、そして日本茶風味のお菓子など、訪日客にとって「日本らしさ」が感じられる場所・モノが人気というイメージがある。しかし、この3年間で起こったのはコロナウイルスの世界的な感染拡大。パンデミックは訪日外国人観光客の価値観や人気の観光スポット、お土産などに変化を生んだのか。アフターコロナに変わる日本の「人気」を日本交通公社の柿島あかね氏が解説する。
アフターコロナのインバウンドプロモーション
今後、国・地域ごとには旅行者が訪れるタイミングはいつなのか。日本政府観光局のデータを元に、主要市場の専門家に聞いた今年度のトレンドと共にカレンダー形式で紹介する。
新型コロナウイルス後の訪日客対応の留意点としては、サステナブルな消費行動。過剰包装やプラスチックの廃止や削減と合わせ、地域特有の特産品購入や体験を欧米・アジアの旅行者共に重視しており、地元産品はその旨を強調したいところ。
キャッシュレス対応は、中国のAlipayなどQR決済と同様に、欧米ではVISAなど国際ブランドの非接触デビット/クレジット決済がICカード+暗証番号に代わって日常になっている。
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