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ゲームから学ぶ 人を動かす『ヒント』

「ゲーム×教養」で話題を生む人気実況 『ゲームさんぽ』とは

杉浦 充(ADKマーケティング・ソリューションズ)

YouTubeで人気沸騰のゲーム実況シリーズ『ゲームさんぽ』。総再生回数は6000万回を超え、3月18日にはクラウドファンディングによって書籍化もされました。私自身もファンである『ゲームさんぽ』の魅力に迫ります。

YouTube公式チャンネルより引用

※筆者が撮影

『ゲームさんぽ』

総再生数6000万回超のゲーム実況シリーズ。ざっくり言うと「専門家の目で見たゲームの世界はどう見えるのか」を楽しむ企画。

引用:書籍『ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界』(白夜書房)より

もし「一番好きなゲーム実況動画はなにか?」と聞かれた時、『ゲームさんぽ』と答えています。その理由は、“非ゲーマーでも楽しめるゲーム実況”であるためです。日々ゲームのプロモーションに関する仕事をするなかで、ゲームに興味がない人をいかにして振り向かせるかというところに頭を悩ませていますが、『ゲームさんぽ』はそこを見事に突破した素晴らしいゲーム実況シリーズです。

非ゲーマーでも楽しめるゲーム実況

『ゲームさんぽ』とは、上述した書籍の中では「ゲームの中をいろんな分野の専門家と歩いておしゃべりしながら、世界の見え方の違いっぷりを楽しむ企画」とあります。そのため基本的にゲーム好き(案内人)とゲームを知らない専門家(ゲスト)の会話を中心に進行する形をとっています。

具体的な例で言うと、気象予報士である石原良純さんと一緒にゲームをプレイし、天候に注目しながらゲームを実況していくような動画です。気象予報士は天候に関するプロとして、圧倒的な知識と眼力を使って普通の人(一般的なゲーマー)が気にしないポイントに注目し、面白がっていきます。その世界の見え方の違いっぷりがゲームを知らない人をも惹きつける要因となっています。

取り扱うゲームごとに専門家は変わり、弁護士や精神科医、プロ野球選手や警察官、はたまたボディビルダーまで多岐にわたります。2020年4月号のコラムでもその魅力に触れたのですが、当時は文字数制限上書き切れなかったため、今回は、満を持して『ゲームさんぽ』のポイントを3つに分けて解説してみたいと思います(下記参照)。

「世界の見え方の違い」を楽しむ

『ゲームさんぽ』の基本形式は、「視点や認識の違いを楽しむ」ということにあります。もちろんそのまま転用できるものではない...

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