B2B領域でVR(仮想現実)事業を展開するジョリーグッドは、地方のテレビ局が、VRコンテンツを制作・配信するためのシステムで成長。新サービスを続々と開発し、プロモーションからEコマース、人材育成まで、VRの利用シーンを広げている。
いま、観光地の魅力を疑似体験できるVR(仮想現実)コンテンツが続々と生まれている。地方のテレビ局がVRのアプリを制作・提供することも多くなっているが、そうしたメディア企業向けにVRビジネスを展開しているのが、ジョリーグッドだ。同社のCEO、上路健介氏は、もともと地方のテレビ局で番組制作や新サービス開発を経験。2014年5月にジョリーグッドを立ち上げた。
ジョリーグッドが提供しているのは、VRコンテンツの制作から配信までを一貫して手がけるソリューション「GuruVR Media Pro」だ。現在、VR事業を展開しているテレビ局の約9割が、ジョリーグッドのシステムを利用しているという …
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