スウェーデンの自動車メーカー、ボルボは2017年10月、東京都港区に「ボルボスタジオ青山」をオープンした。カフェのような装いに、バーチャル・リアリティによるクルマ選びなど、従来のショールームやディーラーにはなかった工夫をこらしている。

開放感のある明るいショールームはカフェのように気軽に訪れたくなる
ボルボは2017年10月、東京都港区に「ボルボスタジオ青山」をオープンした。開業から3カ月間で、のべ1万人が来場した。
スタジオは青山通りに面しており、ぱっと見たところでは、しゃれたカフェのような外観だ。スウェーデンの伝統的なカフェ文化「フィーカ」や、スウェーデン王室御用達のシャンパンを提供する、シャンパンバーを楽しめる。一般的にメーカーのショールームは技術的な展示が多く、気軽に入りづらい印象を持つ人も少なくない。カフェのようにあつらえることで、ハードルを下げ、賑わいを起こそうという狙いだ …
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