占いコンテンツを主力事業とするザッパラス。コミュニケーションの変化や人工知能(AI)技術の普及をにらみつつ、占いの間口を広げるエンタメ化を進める。2017年に始めたリアルイベントは明るい色使いで占いのイメージを一新。動画配信「占いTV」では人気の占い師達とさまざまな企画を実施している。

占いのリアルイベント「占いフェス」のようす。黒や紫など、一般的な占いのイメージカラーを用いず、カジュアルな雰囲気を打ち出している。
ことし、創業から20期めを迎えるザッパラスは、占いコンテンツ・サービスを主力製品とするIT企業だ。携帯電話向け、パソコン向けなどの占いサイト、チャット占いや電話占いなどのサービスを提供している。2017年4月期の売上高48億4600万円の大半はこれらのコンテンツが占める。
ザッパラスでは、200人ほどの占い師のさまざまなジャンルの占いを、サイトやアプリを介して配信している。提供チャネルも多岐にわたり、雑誌に掲載する占いもあれば、月額300円で使える占いサイト、チャット占いもある …
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