プロモーション活動を行う際、どんな企業をパートナーに選ぶかで、その後の成果が大きく違ってくる。成果を出すために、企業側の担当者はどのような視点でパートナーを選んでいるのか。毎号、さまざまなクライアント側の視点を聞く。
カッパ・クリエイト
[今期のプロモーション予算]広告宣伝費(全体)前年比105%
現状の販促費用はメディアに約60%を割き、そのうち約20%程度をデジタル分野に活用。ロードサイド型の店舗が多いため、まだまだマスメディアに頼る面もあるが、年々デジタルへのシフトも進んでいる。
回転すしチェーン「かっぱ寿司」を経営するカッパ・クリエイト。現在は本州、九州に345店舗を展開している。2017年夏から放映している、企業イメージや同社の理想像を伝えるドラマ風のテレビCMが話題となった。
昨今のソーシャルメディアによる情報発信も意識し、マーケットイン発想に基づくフォトジェニックな商品開発を推進。2016年冬に販売した直径約29センチの大桶に盛りつけた「至極の大桶シリーズ SUSHI CAKE 冬」は、好評を受けて2017年にも復刻販売した。
今後も「体験」を訴求する施策に注力し、食べ放題や出張回転寿司、解体ショーなど、消費者を楽しませる施策を実施する予定だ …