プロモーション活動を行う際、どんな企業をパートナーに選ぶかで、その後の成果が大きく違ってくる。成果を出すために、企業側の担当者はどのような視点でパートナーを選んでいるのか。毎号、さまざまなクライアント側の視点を聞いていく。
キューサイ
[今期のプロモーション予算]前年同様(金額非公開)
従来のテレビ、新聞などのマスメディアに加え、近年注力しているデジタル、体験イベントなどをふまえたPR活動を継続して行う。
「ケール青汁」などのヘルスケア・スキンケア商品の製造・販売を行うキューサイは「ターゲット起点のプロモーション」を基本方針に掲げている。
最近は、健康寿命の延伸に寄与する「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」の一環として、高齢者体験スーツ「カメイジング・アーマー」とWeb動画を制作。シニア層ではなく、20歳代~30歳代の「孫世代」をターゲットとすることで世代間交流の促進を目指した。ターゲット世代とスマートフォンの親和性に着目し、Web動画を採用した。
今後は「1歳から100歳まで、その先まで」というタグラインを掲げ、全世代に向けてイベントなどによる体験を通じてテレビ通販だけではない外販ルートでの販促も強化していく ...