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チラシづくりの新・鉄則

新春チラシ事例に見る、読まれるチラシの法則

2016年、今年も多くの新春チラシがデジタル・アナログを問わず、数多く展開された。その物量から、見逃されてしまうことも少なくないチラシだが、目にとまるものは確実に存在する。ここでは、そうしたチラシを分析。なぜ目立っているのか、惹きつけられたのかを考察する。

中央に大きく配置された、「消費税8%で建てるなら、一年の始まりが大事!」というキャッチフレーズに、「そうなのか?読んでみよう」と惹きつけられる。

一瞬でわからないと惹きつけられない

目立つチラシ、読んでみようと思うチラシには、そろって情報伝達の速さがある。言い換えると、「チラシが何を言いたいのか」一瞬で伝わるスピードだ。

例えば、横浜中華街の門が描かれたイラストとともに、中華料理で使う食材や、肉まんなどの特売を謳ったスーパーのチラシ。文字を読まずとも、イラストと商品写真だけで情報が伝わってくる。

また、ベッドフェアの告知と共に、子どもにとって質の良い眠りが大切なことを伝えるキャッチフレーズを配し、「親子割り」を提示したチラシも、わかりやすく理解スピードが速かった。読み手がそれほど考えなくとも「わかる」ということが、チラシには大切。一方で何が言いたいのかわからないチラシは ...

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