『日本の歴史人物伝』
教師だった母の方針で家には一冊も漫画がありませんでした。小三のクリスマス、そんな母が初めて買ってくれた漫画です。織田信長や徳川家康に加え、良寛や間宮林蔵などマニアックな偉人の生涯もポップに描かれ、歴史好きになるキッカケになりました。特に印象深いのが田沼意次。とても優秀な老中だったのですが、運悪く「天明の大飢饉」が起こり、それが原因で失脚。才能だけで人生は決まらない、そんな教訓を学んだ気がします。

人間
いじるプランナー
岡シャニカマ(おか・しゃにかま)
『SLAM DUNK』
この漫画って「もしヤンキーにバスケの才能があったら」というフィクションが入っているから流行ったんだと思うんですよね。未経験だけど才能が開花して、奇跡を起こす、みたいな。この作品を読んで以来、「どういうフィクション要素が入っているか?」に注目しながら、人気作品を分解して読むのが癖になりました。『呪術廻戦』などフィクションばかりの作品は、逆にフィクションではない心理描写などに着目しながら読んでいます。

ZOZO
CDO室
本部長/クリエイティブディレクター
大久保真登(おおくぼ・まこと)
『ちびまる子ちゃん』
おかっぱ頭のまるちゃんと幼い頃の自分がそっくりだと思っていて、怠け者でおっちょこちょいなところなども共感度が高いです。日曜の夕方にいつもと変わらないまるちゃんの姿を見ると、日常の...