新型コロナウイルスの影響を踏まえて、2020年秋期のコピーライター養成講座はオンライン・オフライン併用しての開催となった。オンラインでも受講生の熱気はそのままに、多くの課題に取り組む中でクライアントのオリエンを踏まえてコピーを書く講義を実施。平日クラス・土曜クラス共通の課題に取り組み、集まったコピーをクライアントサイドとコピーライターサイドの2つの目線で審査をし、約600本のコピーの中から入賞作を決定した。ここではその入賞作と講評を紹介する。

商品概要やターゲット設定など、実務さながらのオリエンテーションを行った。
コーセー「メイクキープミストEX」のオリエンを受けて課題に取り組む
平日クラスは2021年3月29日(月)、土曜クラスは3月27日(土)の講義にて、コーセー協力のもと、「メイクキープミストEX」のコピーを書く課題に挑戦。オリエンを受け、両クラス合わせて総勢200人を超える受講生が課題に取り組んだ。クライアントワークを実体験し、仕事への理解を深めた回になった。
キャッチフレーズのお題
メイクキープミストEXを使ってみたくなるコピー

金賞
+6秒で、夜まで崩さない。
伊藤麻由香(土曜クラス)

銀賞
これはある意味、
時短メイク
金子美里(土曜クラス)
ふんわりなのに、
守り鉄壁。
小島みか子(土曜クラス)
仕上げの1分、
1日の余裕をメイクする。
近藤英恵(土曜クラス)

銅賞
落ちないメイク、
落ちないキモチ。
菊池英人(土曜クラス)
顔だけは、絶対無敵
山田純子(土曜クラス)
メイクを“まもる”
という新習慣
稲葉莉衣子(土曜クラス)
メイク直しで、
一日何分ロスしてる?
戸松はるな(土曜クラス)
チャンスは、
化粧直しを待ってくれない。
並木万依(土曜クラス)
審査員講評

ビーコンコミュニケーションズ
グループクリエイティブディレクター
武井慶茂
今回で4回目となった誌上連動企画は、コスメを題材に行いました。コスメの広告は、実際には薬機法など表現に制約があるのですが、今回はクライアントであるコーセーさんの計らいで...