BOVA1次審査員
今年で11回目を迎える「Brain Onl ine Video Award」(BOVA)は、映像制作業界の活性化と、これからを担う動画クリエイターの発掘と育成を目指し、ブレーンが2013年から実施するオンラインに特化した動画のコンテストです。プロ・アマ問わず、課題に対する自主制作を募集する「一般公募部門」とクライアントワークを集める「広告主部門」の2部門でオンライン動画を募集し、審査します。
BOVA
第2回BOVAで審査員特別賞を受賞したレキットベンキーザー・ジャパンの「LOVE♡48 愛の48手組んでみた」が、YouTubeやFacebookで総計230万回再生を突破し(7月中旬現在)、大きな反響を呼んだ。制作者であるAOI Pro.の太田良監督に制作について聞いた。
「LOVE♡48 愛の48手組んでみた」はコンドームブランド「Durex」の課題に応募された作品だ。テーマは「Durexで愛を正直に伝えたくなる映像」。AOI Pro.の太田良さんは「愛を形にする言葉、ということから考えはじめました。最初はもっとドライな48手を考えていましたが、Web動画であるからには、もっとバズにつながる要素が必要。そう考えて、キャストをプロレスラーにするなど、エンタメの要素が加わっていったんです」と話す。
苦労したのは、キャスト探し。知り合いのプロデューサーやキャスティングのプロに相談しながら、さまざまな可能性を探って行った。「ストレートに思いつくのは、AVに出演されている方から探すことなんですが、AVの方は組みあうことにある種の慣れがありそうだったので避けました。そこで映画やドラマに出演する …