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オフィスイノベーション

朝ごはんワゴンにマッサージルーム...アマゾンのオフィスに潜入

アマゾンジャパン

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多くの商品を抱えるアマゾン。2013年4月時点で全国11カ所に位置する倉庫で商品管理をするスタッフも多い。あまりの商品数から「機械が管理しているらしい」との噂も聞かれるが、全て人の手によって管理されている。

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社員専用のカフェテリア。席の種類も複数あり、気分に合わせて自由に選ぶことができる。煉瓦や古木を特徴的に使い、リラックスできる空間を目指した。

新しいアイデアや事業は、社内のコミュニケーションの場から生まれることも少なくない。こうした作用を生み出すスペースを設けている企業のオフィス哲学とは?

伸び伸びとした空間が広がるアマゾン ジャパンのオフィス。社員一人ひとりの働きやすさをとことん追求し、驚くほど"かゆいところに手が届く"オフィスだ。現在のオフィスに移転したのは昨年の4月。事業の急拡大に伴い、社員が増える一方で空間が手狭になったことから渋谷から目黒へ移転を決めた。

目指したのは、社員一人ひとりがモチベーション高く働くことができる空間。社長の考えから、とにかく社員が快適に過ごせる空間作りに取り組んだ。移転に伴い、各部署の社員と社長で構成された約10人のチームを発足。どんなオフィスで働きたいか社員一人ひとりにアンケートを取ったり、個別にヒアリングを重ねるなど、社員参加型で新オフィスのイメージを膨らませていった。

新オフィスは約1万4千平方メートル(約4240坪)。テニスコート7面半(約2千平方メートル)分のスペースには、会議室やワークスペースの机の仕切りに使われたホワイトボード、最新のラインナップが一堂に会するショールームや、社員の健康を考えたメニューがずらりと並ぶカフェテリアなど、細部までこだわりが詰まっている。中には施術士が常駐するマッサージルームや自由に使えるシャワールームも。毎朝エントランスでは、焼き立てのマフィンと淹れたての珈琲を乗せた"朝ご飯"ワゴンが社員を出迎え、それを楽しみに出勤する社員も多い。また昨年、社員の声をきっかけにフルフレックス制を導入。制度としても一人ひとりの働きやすさをより強くサポートする体制を敷いている。

ウェブサイトが事業の舞台であるアマゾンにとって、オフィスはブランドが持つ世界観を肌で感じてもらう場所。ネットでは体感しづらい世界観を知ってもらうための「ブランディングの場」と考えている。移転以降、オフィスの取材も増えPRとしても大きく貢献した。これからも、社員の声を踏まえながら働きやすさを追求し進化を続ける。

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有機野菜や玄米など、社員の健康を第一に考えられたメニューが並ぶ。時には厨房を舞台に料理教室が開催されることも。毎月社員の誕生日会が開かれるなど交流の場としても活用されている。

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専任の施術士が常駐するマッサージルーム。30分ごとに予約可能で、隣には授乳のための設備やベッドを備えたヘルスステーションも併設。出産を経た女性社員の復帰率がほぼ100パーセントなのもうなずける。

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オフィスのエントランスロビー。受付横には漫画『よつばと!』で人気を集める段ボールのキャラクター「ダンボーくん」がお出迎え。オフィス内にも象徴的に取り入れられている。

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アマゾンのサービスに欠かせない段ボールをデザインに使ったエレベーター。ここで会話が生まれることも多い。

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会社のCSR活動を社員全員に知らせるべく、廊下にはポップな額縁が。海外からの来訪者も多いため、表記は英語が基本だ。

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気軽に集まって話せる場を意識的に取り入れた。カジュアルに集まって話せる小さな会議室や、オープンスペースにも至るところにテーブルと椅子が。会議室前にはメトロをイメージしたマップが。

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