アンリアレイジの森永邦彦さんと「シェアされる職人ワークウェア」を発明
アメリカ産コットンを使って日本の伝統工芸の職人を応援する――そんな意外な発想のプロジェクトが始まった。COTTONUSA とファッションブランド アンリアレイジのデザイナー 森永邦彦さんがタッグを組み、アメリカ綿を使った新しい職人のワークウエアをデザインした。銅器着色の世界で積極的にイノベーションに取り組んできた富山県高岡市「モメンタムファクトリー・Orii」の協力のもと開発に取り組んだ。 一見真っ白なコットンのユニフォームだが、光を当てると、さまざまな色のシミが模様として浮かび上がる。撮影の際などにフラッシュを当てると光を照射し、模様が現れる服という企画である。シミはOriiの工房の床や壁、職人の衣服についたものをデザインに起こし、特殊インクで布にプリントした。
なぜこのような服が生まれたのか?その背景について、博報堂 関西支社のプロジェクトチームは次のように説明する ...