創業100周年を迎えたタカラトミーではLTVを高めることを目的とするコミュニケーション戦略を実践。SNSを活用した、その戦略について、同社メディア戦略室室長兼D2C・CX戦略部部長兼デジタルコミュニケーション課課長の木村貴幸氏が解説しました。
LTV向上を目指して展開するタカラトミーのSNS戦略
当社は0歳から大人まで各年代に合わせたいろいろな商品があります。小さい頃に遊んだおもちゃからは一瞬離れるかもしれませんが、SNSではつながっていただいて、子供が産まれてまた戻ってくる。そんなライフステージや興味関心に合わせた心地よいコミュニケーションで体験価値を提供し、エンゲージメントを向上させたいと考えています。
そこで単純な「売上向上思考」から、「顧客の体験価値・エンゲージメントを高める思考」に全社を挙げてマインドチェンジを図り、長期的な収益基盤をつくるという発想に立っています。ここで、SNSを活用しています...
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