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アドタイデイズ

挑戦を続けるロングセラーブランド コミュニケーション戦略の工夫とは?

泉貴章氏(セイバン)、中村洋一氏(日清食品 )

情報環境も市場環境も激変した時代、ロングセラーブランドのマーケティング戦略を担うマーケターは、どのような意識を持って、ブランド価値を高めるチャレンジをしているのでしょうか。約20年の歴史がある「天使のはね」を展開する、セイバンで経営を担う泉氏と、1976年に誕生した「どん兵衛」ブランドのビジネスを統括する日清食品の中村氏が、両ブランドの共通項を探りました。

※記事は宣伝会議運営のWebメディア「Advertimes」に掲載されたものを抜粋、転載したものです。

セイバン 代表取締役社長 泉貴章氏(中央)、日清食品 どん兵衛ブランド統括責任者 中村洋一氏(右)。

ブランド鮮度を保つための、「伝統」と「革新」のバランス

―ブランドの鮮度を維持するために、コミュニケーション方法を変えた事例はありますか。

中村:「どん兵衛」は若年層を取り込むために、星野源さんと吉岡里帆さんを起用したCMで「ムズキュン」の世界観をつくり上げていました。しかし、2022年からアニメーションCMに変更。なぜなら、まだまだ続けられるコミュニケーションでしたが、ある程度成功が続くと、あえて辞めて新しい刺激を生むべきタイミングが来ると考えたからです...

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