デジタルで社会課題を解決する「脱炭素DX」の取り組み
1995年の創業より、ダイレクトマーケティング支援やEC関連事業等を展開してきたメンバーズは、2009年頃から、現在のデジタルビジネス運用の原形となる大口既存顧客との取引深耕や常駐型Webサイト運用支援を強化。マーケティングテクノロジーの重要性が高まる中、現在はデータ利活用領域やエンジニアリング領域を柱に、企業のデジタルビジネス運用を一気通貫で支援している。
同社ではクライアントに対し、専門性の高いデジタルクリエイターで編成される専任チームによるサービスを提供する。代表取締役 兼 社長執行役員の髙野明彦氏は「デジタルマーケティングにおいては、ナレッジを内製化しつつ、高速かつ複雑なテクノロジーに対応していくことが大事だと考えている。クライアント側に専門人材が不足している現状があるなかで、常駐する形で、クライアントの社員と同じくらい、その企業や業界のことを深く広く知ったうえでサポートを行う」と話す。
企業の課題やフェーズに応じて2500名以上のデジタルクリエイターからアサインし、プロジェクトの持続性を担保。人事評価においても、目先の自社の利益よりも、いかに顧客の成果を上げられたかを重視するという。
もうひとつ、同社の大きな特徴として挙げられるのが、「脱炭素DX」の取り組みだ。企業の脱炭素推進プロジェクトのコンサルティングやサステナビリティ活動に関するマーケティングコミュニケーションを支援し、2023年12月には「サステナブルWebデザインガイドライン&チェックリスト」を公開するなど、先行事例やノウハウを蓄積してきた。