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注目の広告業

「コミュニティ発想」を掲げファンベースマーケティングを展開

大津 裕司氏(日宣)

デジタルネイティブの学生が
SNS運用を担う仕組みを構築

1947年に神戸でグラフィックデザインの会社としてスタートした日宣は、グラフィック会社から事業領域を広告業務、ケーブルテレビ局の番組情報誌「チャンネルガイド」の出版業務、マーケティング業務へと拡大していった。

そして2022年。75周年を迎えた日宣は「日宣2030ビジョン」を掲げ、「コミュニティ発想」という考え方を新たなキーワードとして打ち出した。「『コミュニティ発想』とは、生活者をマスや個としてではなく、『コミュニティ』という小さなつながりで捉えること。そしてそれをもとに、さまざまなクリエイティビティ、価値を生み出していこう、という考え方」と代表取締役社長の大津裕司氏は述べる。

「現在、クライアントは既存のメディアでは効果が単発的という課題を抱えている。そこで当社ではファンベースマーケティング戦略を全面的に展開する。ファンの存在は企業としてマーケティングの生産性を高めるひとつのポイントであり、当社はファンベースマーケティング戦略を核にクライアントのマーケティングをフルサポートし、事業成長に寄与している。ブランドを持つ企業は累積効果型のマーケティングに注力してほしい」と考えを語る。

ファンベースマーケティングにおいては、ブランドのファンをSNS基点で...

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