商品が長く愛され続けるために、土台づくりを大切にしたい
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は春日井製菓 デジタルマーケティング部で活躍する吉村茜里さんに話を聞いた。
R30のホープたち
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は日清食品 マーケティング部で活躍する森本彩香さんに話を聞いた。
創業当時からの人気商品「チキンラーメン」をはじめ、今年で発売50周年を迎える「カップヌードル」など多くのロングセラーブランドを抱える日清食品。そんな歴史ある企業でマーケティング業務に携わるのが森本彩香さんだ。担当ブランドごとにグループが異なる同社のマーケティング部で、森本さんは「チキンラーメン」などの即席麺のマーケティング活動に従事している。
担当領域は多岐にわたり、商品の企画・開発からネーミング、パッケージのデザイン、広告クリエイティブのディレクション、販促プロモーションまですべてのマーケティング活動に関わっている。
マーケティング部に配属されて3年目。これまでで最も印象に残っている仕事は、今年3月に即席袋麺の新ブランド「日清爆裂」を立ち上げたことだと話す。
「日清爆裂は、激辛ブームの盛り上がりや個食商品の需要拡大などを背景に、“突き抜けた刺激×個食袋麺”をコンセプトに開発した新ブランドです。実は、この新ブランドの企画はマーケティング部配属1年目から構想を練り続けていました。右も左もわからない状態からのスタートでしたが、企画立案から商品の発売までなんとか走り抜けたという印象です。当社にはロングセラーブランドがたくさんあるので、それらと肩を並べるためにも、明確な個性を持った“今の時代の...