居酒屋「和民」はじめ、計17ブランドの外食事業を展開するワタミ。2002年からは有機農業にも参入し、農場「ワタミファーム」はいまや全国10カ所にある。さらに、SDGsの達成にも積極的な姿勢を見せるなど、多彩な施策を展開している。


東御農場でとれたロメインレタス(上)は、特別専用のメニュー表(下)で詳しく魅力をアピール。
大手居酒屋チェーン店・ワタミは、環境保護の一環として、2002年にオーガニック食材を取り扱う農業生産法人・有限会社ワタミファームを設立した。同社社長の西岡亨祐氏は、「オーガニック食材は、健康や地球環境への意識が高い人たちだけが食べるもの、という先入観を払しょくし、より気軽に食べられるスタイルを意識した」と話し、その手頃な価格帯が同社の特徴でもある …
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