2017年から始まった東京の水辺をアートでつなぐプロジェクト「TOKYO CANAL LINKS」。参画する寺田倉庫は、東京湾岸を世界的なアートの発信地、そしてアートに親しむ人たちが集う場とすべく、施策を進めている。

「鉄工島フェス」にて、工場で実際に働く職人を劇中に巻き込んだ舞台の模様。約3000人を動員した。
寺田倉庫は、1950年創業の歴史ある倉庫会社だ。米を預かることで日本の台所を支えてきた創業当初の事業から、ワインや美術品などに最適な保管場所を提供するビジネスへと転換。さらに、BtoCサービス「minikura」で新規顧客の獲得にも力を入れている。
寺田倉庫が参画する「TOKYO CANAL LINKS」は2017年始動のアートプロジェクトだ。牽引する佐藤麻紀子氏は、「運河や川などの水辺が失われつつある今、東京湾岸部を文化で盛り上げ、東京の新しい文化をつくっていこうという狙いがあります」と話す …
あと67%