広告マーケティングの専門メディア

           

マーケターのための事業構想

参加人数日本一を目指してきた「どまつり」21年間の軌跡

水野孝一氏(にっぽんど真ん中祭り文化財団)

名古屋の夏の風物詩として「どまつり」の愛称でも親しまれている『にっぽんど真ん中祭り』。1999年、大学生5人が始めた小さな踊りの祭典は、今や200以上の参加チームと約200万人の集客力を誇る。その成長過程と戦略に迫った。

踊り手、観客、性別、文化、世代などすべての壁を取り払い、誰もが一緒に踊る「総踊り」。2010年には名古屋市内の大通りで9481人が一斉に踊り、「世界一の総踊り」としてギネス世界記録に認定された。

『にっぽんど真ん中祭り(以下、どまつり)』は、毎年8月末、名古屋市を中心に開催される市民参加型のダンスフェスティバルだ。唯一の参加条件は「踊りの曲の中に地元の民謡を入れること」。各チームが地域特有の音楽に合わせて踊りを創作し、世界に1つだけの"作品"を披露する。21回目となった2019年は、台湾やサイパンを含めた206チームが参加した …

あと67%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

マーケターのための事業構想 の記事一覧

参加人数日本一を目指してきた「どまつり」21年間の軌跡(この記事です)
安価な植物工場で持続可能な農業を実現 福島からイチゴを通年供給
人口5万人の地方都市で「TEDx」を実現 「足元にある価値」を世界へつなぐ
青森・大間が「本州の端」から世界を舞台に躍進!
剣道にマネタイズを組み込む「剣道の経済圏」構想
イノベーションで地元の「足」を持続可能に
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する