モメンタム ジャパンはMomentum Worldwideが実施している「We Know Experiences 2.0」の日本版を発表した。同レポートは日本を含む世界3200人の消費者を対象に、消費者の行動を掘り下げ、消費者がブランドの何を重視しているかを解明することを目的に行われているもの。レポート発表のために来日したMomentum Worldwideのクリス・ワイル氏にインタビューした。

Momentum Worldwide Chairman & CEO Chris Weil(クリス・ワイル)氏
──今回の調査では「8割の消費者が『モノより体験にお金を使いたい』と回答するなど、ブランドにとって体験のマネジメントがより重要になっていることがわかったそうですね。
いま、世界的に『エクスペリエンス・エコノミー』という新しい世界がつくられている。私たちは、グローバル・エクスペリエンス・アドバタイジングエージェンシーを標榜してきたが、消費者の購入意思決定に際してエクスペリエンス(体験)が重要であるという認識が広まってきた。いま、CMOにとってマーケティング・プランの中心はエクスペリエンスになっている …
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