消費の主役として、常にマーケティング活動において重視されてきた若年女性。宣伝会議では「Girls Marketing Collection 2019」をテーマに若年女性のインサイトをマーケティングに生かしたいファッション・ビューティー企業とライフスタイル・フード&ドリンク企業向けのカンファレンスを開催した。
身の丈に合った記事を好む傾向 "等身大"に共感する女性たち
6月24日、宣伝会議では女性のインサイトについて議論を深め、女性向けマーケティングの最新事例を共有する「Girls Marketing Collection 2019」を開催した。主にファッション、ライフスタイル系の商品を扱う企業を対象に、1日で合計5講演が行われた。
第1部の基調講演には、パルの敷田有香氏、ストライプインターナショナルの澤田昌紀氏、ロクシタンジャポンの小松花氏が登壇した。
続いて「女の子の毎日を楽しく」するための記事を配信しているMERYの青木秀樹氏が登壇。青木氏は「デジタルが生活に浸透したことで、細分化されたコミュニティが乱立するように、いかに生活者に共感してもらい、トレンドへと波及していくかがカギになっている」と昨今の環境について指摘をした。
憧れよりも共感が重視される今、MERYの記事でも背伸びをしない、身の丈に合った記事が支持されているという。そして今は「お手本が響きづらい時代」と結んだ。
続いてビジュアルとコンテンツの制作・運用・活用を手掛けるアマナとポーランド発でインフルエンサーと企業と結びつけるビジネスを展開するindaHashが、Instagram活用をテーマに講演。コンテンツマーケティングやInstagramの概況や注目されている背景について解説された …