国内のCtoC市場を牽引するメルカリが2019年4月、「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査結果を発表。これに合わせて、同社 取締役社長兼COOの小泉文明氏や、慶應義塾大学大学院 准教授の山本 晶氏、三菱総合研究所の宮川貴光氏が登壇して記者発表会を開催した。本調査から見える、「令和」の消費気分とは?
「所有から利用へ」移り変わる、価値観
昨年から「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査を行っているメルカリ。今回発表された2019年の調査では、昨年調査と比較して次のような結果が明らかとなったという。
①フリマアプリ非利用者の中古品の購入・使用への抵抗感が薄れる
昨年と比較して全体的に抵抗感が薄れていることが分かった❶。
さらに別の質問では、50代、60代が商品購入の際に新品であることを重視する割合が減少❷ …
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