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広告ビジネスを変える!? ベンチャー企業の挑戦

音声解析AIで人の感情を判定 Empathの戦略

下地貴明氏(Empath)

渋谷にあるEmpthのオフィス。

東日本大震災復興支援でスタッフのメンタル状態を管理

昨今、共感を意味するEmpathyという言葉がマーケティングの世界でも頻繁に聞かれるようになった。そんなEmpathyにちなんだ、社名を冠するのがEmpathだ。

「共感ですべての対話を"楽"にしていきたいというのが、我々が掲げるミッション。"楽"はダブルミーニングで、ハッピーとコンビニエンスの両方の意味を込めている。たとえコミュニケーションにおいて、感情的なギャップのある2者がいても、そのギャップをテクノロジーの力で埋めることができるのではないか。それが我々の目指している世界」とCEOの下地貴明氏は語る。

Empathは音声感情解析AIの開発と販売を行う会社で、同社がリリースしている音声感情解析AI「Empath」は、世界50カ国1500社以上で使用されている。「基本のシステムは、音声データを信号処理して、音の物理的な特徴量を抽出し、独自アルゴリズムで感情判定をするというプログラム。音の物理的な特徴量というのは音の高さ、強さ、スピード、大きさなどで、当社が収集した数10万人の音声をデータベース化して喜怒哀楽や気分の浮き沈みを判定している」という。

産業界における活用としては、セールス担当のトレーニングや、コールセンターなどで導入されている。たとえば、コールセンターでは実証の結果、オペレーターの元気度が成約率を左右するという結果もわかってきているという。

また同社の音声感情解析AIは、言葉の意味内容を分析するものではないので、多言語に対応が可能。そうした汎用性も評価され、海外のピッチコンテストで複数の優勝経験を持つなど、実績を積み重ねてきた …

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