広告マーケティングの専門メディア

           

マーケターのための事業構想

想いをつなぐブロックチェーン スポーツ選手をデジタルギフトで応援

城戸幸一郎氏(エンゲート)

ブロックチェーン技術を持つ企業が、誰でもスポーツ選手をスポンサードできるシステムの運用を開始した。ファンと選手との新しいつながりをつくる。

10月9日、東京都内で行われたエンゲート ベータ版の記者会見の様子。スポーツクラブチームの社長が集合した。

エンゲート(東京都渋谷区)は、2018年10月、NEMブロックチェーンを使ったスポーツ選手へのギフティングのサービス「エンゲート」ベータ版の提供を開始した。このサービスは、ファンが購入したトークンを、スポーツ選手にプレゼントすることを可能にするもの。インターネット上のコンテンツでは一般化している少額の寄附、いわゆる「投げ銭」を、現実のスポーツ試合でもできるように仲介をする。ハンドボール、サッカー、フットサル、野球、バスケットボールなど、まずはチーム制の球技がチーム単位でシステムを利用できるようにしている。

エンゲートを利用するファンは、まず日本円でエンゲートからポイントを購入する。そしてエンゲートはNEMブロックチェーンでトークンを配布する。ファンは、お気に入りの選手や、試合で目を見張るような活躍をした選手に、トークンをデジタルギフト(ファンの思いを表す絵柄を選ぶことができる)として投げ銭をする。エンゲートは、トークンの利用履歴を、NEMブロックチェーン上に記録していく …

あと56%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

マーケターのための事業構想 の記事一覧

想いをつなぐブロックチェーン スポーツ選手をデジタルギフトで応援(この記事です)
持続可能な地域づくりへ新構想 「地方創生ICO」で資金を調達
社会課題をインバウンドに繋げる 日本のジビエが外国人を呼ぶ
ベンチャー型事業承継で成長 進化する老舗石鹸メーカー
VR本格普及はいつ?「VR界のWordPress」が描く未来
世界初、ロボットのユニフォームを開発 未来社会をデザインする
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する