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2017年度 広告界動向予測

広告界予測2017:アウディジャパン 井上氏「人材採用・育成への投資が加速」

井上大輔(アウディジャパン デジタル&CRMマネージャー)

広告界が長年にわたり抱えてきた課題が顕在化し、社会全体で大きな問題となった2016年。2017年は、改めてその問題に向き合い、業界全体を健全化しつつ、さらなる成長を図っていくための仕組みの再構築をスタートする年と言えそうです。本企画には、宣伝会議が運営するニュースサイト「AdverTimes(アドタイ)」で人気連載を持つ7人のコラムニストが登場。広告主・広告会社・メディア・クリエイターと異なる立場から、2017年度の広告・マーケティング界の動向を見通し、業界に携わる一人ひとりがとるべき行動を考えます。

©123RF

不確かさ、複雑さが増えす2017年の広告界では人材の流動化が進み、人材採用・育成への投資が加速する

「VUCA(ブーカ)」という言葉をご存知でしょうか。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確かさ)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(曖昧さ)の頭文字を組み合わせた造語です。もともとは米国陸軍が考えた軍事用語で、冷戦後の世界情勢の不確定さを表した言葉でしたが、昨今は経営戦略やマーケティングの文脈でも頻繁に使われて ...

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