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宣伝会議サミット2016

全体観を共有し、統合KPIを設定する

平尾喜昭(サイカ)×久松洋祐(ネクスト)


統合プロモーション実践のための組織づくりステップ

数字とストーリーから活路を見出し アウトプットの最大化を図る

平尾:オンラインとオフライン両方でプロモーションを実施する企業は多いですが、各施策を行う部門が分かれているケースが大半です。本当は各部門が協力して統合的なプロモーションを実施するのが理想的ですが、実現が難しい。実際に、我々がマーケター500人にヒアリング調査を行ったところ、「広告施策の統合的な評価ができない」「広告施策の評価を実践に生かせない」という2つの共通課題が浮き彫りになりました。そもそも、オン・オフ統合のデータ分析を実施する会社も手法も少ない中、ネクストさんはどのような取り組みをされていますか。

久松:CM出稿の際、2012年にMMMを導入しました。各部門が協力して、ひとつのデータを収集・分析することで、新たな視点で仮説が立てられるようになったのは良かったです。一方、例えば昨年のデータを使って構築する場合 …

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