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著者インタビュー

大量の情報の中から発見してもらう、コンテンツマーケティングの極意

『編集者のように考えよう~コンテンツマーケティング27の極意』

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『編集者のように考えよう~コンテンツマーケティング27の極意』
価格:1800円(本体)、翔泳社刊
著者:レベッカ・リーブ
訳者:郡司晶子、八木慎一郎、坂本陽児、徳永希、大八木元貴、関口嶺、阿部達典

「コンテンツ」は、いまや欠かせない要素に

編集者のように考え、編集者のように情報を発信する...。テクノロジーの進化は個人もそして企業も、誰もが情報発信できる環境を生み出した。この環境を最大限に生かすためにも、また情報収集行動が変化している現代消費者と接点を持つためにも、注目されているのがマーケターも編集者のように情報を発信する、「コンテンツマーケティング」だ。

1月に刊行された『編集者のように考えよう~コンテンツマーケティング27の極意』は、そんなコンテンツマーケティングの手法をわかりやすく解説した書籍。レベッカ・リーブ著『Content Marketing:Think Like a Publisher―How to use Content to Market Online and in Social Media』をもとに電通のiPR局、電通パブリックリレーションズの7名が翻訳、一部日本版の書き下ろしを加え、刊行されたものだ。

訳者の一人、電通の郡司晶子氏は日本でもコンテンツマーケティングに関心が高まりつつある理由について「企業が自分でメディアを持ち、自分たちでコンテンツを制作し、広めていくことがコスト的にも技術的にも容易にできるようになったこと。一方で生活者も、何かを知りたいときは自ら検索して見つける、つまり情報を認知獲得するプロセスが、生活者主導になっていることが背景としてある。検索のタイミングをつかまえ適切な情報を提供することがビジネスに直結する環境下で、大量の情報の中から生活者に選ばれる『コンテンツ』はマーケティング活動において欠かせない存在となっている」と話す。郡司氏によると「すでに北米では規模や業種に関係なく10社に9社がコンテンツマーケティングを採用している、という報告がある」(Content Marketing Institute/Marketing Profs調べ~「Epic Contentmarketing」2013出版)という。

本著では、コンテンツの種類やコンテンツを使いこなす技術として、様々な発信チャネルや拡散のためのツール、さらに活動の指標作りと結果の分析に至るまで、細かく解説。また日本語版だけのオリジナルで5つの日本国内の事例も紹介されている。

「コンテンツマーケティングは、その意味から考えれば、認知を広げるためだけでなく、クライシスコミュニケーションやブランドロイヤリティのアップ、CRM、商品開発など、あらゆるシーンでの活用可能性がある。SNSやブログを続けていくにはどうしたらよいのか。生活者が目をとめてくれる、行動を起こしてくれるためにはどんな発信をしたらよいのか。そもそもコンテンツとは何なのか...。コンテンツに関する、悩みを抱えている企業の担当者の方に役立てていただける1冊になっていると思う」(郡司氏)。

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